2013/01/12

孤独なお話



シャワー浴びたら日の出前にゆっくりマンドラサーダナー(朝の行)。
一日の中で、一番静かに自分を観察する時間。

低音開拓の行だけど、ほんとはそれじゃない。
でもこれは、まるで密教みたいになんだかちょっとした秘め事で、
ドゥルパドの歌い手に与えられたもっとも濃厚な時間なので内緒…。


その後の朝のお散歩も大好き。
ひとりの時間はいい。
孤独で冷静。
誰に見られていようと、自分がどんな表情してるかなんてそんなのどうでもいい。

といってもこの辺りは知った顔ばかり。
道端で出会う友人知人となんでもないお話。
チャイはおごってもらったりおごったりする。
季節の話、結婚の話、実にくだらない噂話、いろいろ。


それからは、インド人のおばちゃんも驚くくらいにゆっくり歩く。
動物見たり、太い木を見たり、お寺をのぞいたりする。


朝の八百屋さんも好き。
野菜たちはまだまだみずみずしくて美味しそう。

だけどほんとは、何も知らない善良な農民が、
大量の農薬をまくように州から指示されていたりする、のかも…。
摂取し続けたらどうなるか、一体その中に何が入ってるか、誰も知らない。

洗っても洗っても洗っても洗っても、どうしようもない。
洗う水だってもう十分怖い。

結局世界中に、逃げ場なんてどこにもない。
こんな時代に日本の水が安全だなんて、誰が言えるんだろ。
どこも同じ、どこも同じ。

もしも清浄に保つことが可能なのだとしたら、
そんなのもう、自分の中にしかない。

googleで検索しなくても、新聞もテレビも見なくても、自分のことはわかる。
探さなくてもそこにある。

孤独だけど、ほんとのお話。


さ、なおは今日も歌います。
ひとりだけどやっぱりひとりじゃないし、いつも何かが欠けているけどとても幸せ。


「人生は素晴らしい。」


って、最後にお釈迦様もそんなことをおっしゃってました。
なーんてそれすらも、ほんとかどうか世界中だれも知らないね~ うしし。



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