2023/05/16

2023 Pt.Ritwik Sanyal The Dhrupad ~音の神秘に浸る~ 北海道&東京ツアー決定!

わたしの師匠であるPt.リトウィック・サンニャルが4年ぶりの再来日決定しました!




今回は関東と北海道へ参ります。関西での公演はありませんが、遠方からでも来ていただく価値のある機会となるでしょう。

今年に入りグルジーは国民栄誉賞であるパドマ・シュリー賞を受賞。お誕生日を迎え70歳となった今も、世界を飛び回る生活に変わりはありません。 

そして4年ぶりにやっと日本へも来ていただくことが叶いました。 
インド芸能の世界で70歳といえばまだまだ現役。それでも遠く海を渡ってやってくるグルジーのお身体を思うと、貴重な機会であると言わざるをえません。 

インド音楽を志すすべての人間の原点は声にあります。 
インドでは、打楽器奏者でも小さな頃から声楽を嗜みそれはそれは華麗に歌い上げる演奏家が少なくありません。

インド音楽に限らず日頃から音楽に触れ楽しみ、あるいは鍛錬しているすべての方の、そして日頃音楽を聴く機会など少ないという方にまで、心の奥深く静かにそして普遍的に届くドゥルパド声楽という人間の声。

またとない機会を、ぜひ体験してくださいませ。


Pt.リトウィック・サンニャルの来日スケジュール 

2023年7月1日(土)
 The Dhrupad ~インド古典音楽ドゥルパド 音の神秘に浸る~  
リトウィック・サンニャル コンサート in 東京 三聖山慧然寺 

【出演】ボーカル / Pt. リトウィック・サンニャル
            パカーワジ / カネコテツヤ
【時間】開場 15:00 /開演 15:30
【料金】前売り4500円 / 当日 5000円 / 中高校生 2500円 小学生以下無料(要予約)
      定員:80名 自由席 
【会場】三聖山慧然寺 
            東京都江東区深川 2-22-11 
【ご予約・お問い合わせ】こちらをクリック

2023年7月2日(日)
声を深めインドのラーガを学ぶ 1 day ワークショップ in 横須賀いりやまずスタジオ 

【集合】午前10時
【料金】前売り/ 9000 円 当日/10000 円 希望者ベジカレーランチ/1000 円
【スケジュール】
① ワークショップ 1  日本人講師 Shree によるドゥルパド基礎講座
② お昼休憩 ベジカレーランチをお申し込みいただくか、お弁当をご持参ください
③ ワークショップ 2   Pt. リトウィック・サンニャルによるドゥルパド講座
【会場】横須賀いりやまずスタジオ 
           神奈川県横須賀市不入斗町 3-32
【ご予約・お問い合わせ】こちらをクリック
*事前に会場にて全員抗原検査を実施させていただきます。抗原検査費用は参加費に含まれております。 陽性が出た方は、申し訳ありませんがご参加いただけませんのでご了承下さい。前売りをご購入いただ いていて陽性の場合、前売り料金から抗原検査の代金を引いて返金させていただきます。

2023年7月6日(木)・7日(金)
 〜湖畔の森で声を深める インドの音の旅〜 in 北海道洞爺湖 ちゃいはな庵 
指導:Pt.Ritwik Sanyal 
日本人講師:Shree
伴奏:カネコテツヤ
(サンニャル氏の指導には、日本語の通訳が付きます)
【会場】ちゃいはな庵 
    北海道有珠郡壮瞥町字壮瞥温泉136
アクセス:札幌から車で二時間~二時間半。 
公共交通は新千歳空港・札幌駅からバスでのアクセスが便利です。事前にご相談いただければ、最寄り駅まで送迎可能です。
【ご予約・お問い合わせ】こちらをクリック

〇宿泊/夕・朝2食(ベジ)込み 25000円 大部屋(男女別)に皆で布団を敷いて寝ます。
○テント泊/夕・朝2食(ベジ) 込み 22000円 (テントはドネーションで貸し出し可能。)
○オートキャンプ/夕・朝2食(ベジ)込み 22000円
〇宿泊なし、ワークショップのみの参加/夕・朝2食(ベジ) 込み 20000円
宿泊定員12名(テント泊除く)
リトリート参加定員20名

6日13時半より受付開始、14時よりオリエンテーション。
終了予定は7日のお昼ごろです。
基本的なドゥルパドの説明、そしてサンニャル氏との音体験。
7日朝には、日の出前に行う早朝の発声修行も行います。
チャイ休憩などを挟みつつ、湖のほとりでゆったり、神秘的な音の世界を体験して下さい。
事前に全員抗原検査を実施させていただきます。陽性が出た方は申し訳ありませんがご参加いただけませんのでご了承下さい。
(ワークショップの前は、体調管理お気をつけくださいますようお願いいたします。)
前売りをご購入いただいていて陽性の場合、前売り料金から抗原検査の代金を引いて返金させていただきます。

2023年7月8日(土) 
The Dhrupad ~インド古典音楽ドゥルパド 音の神秘に浸る~  
リトウィック・サンニャル 北海道初公演(札幌市後援)

【出演】ボーカル / Pt. リトウィック・サンニャル
            パカーワジ / カネコテツヤ
【時間】開場 14:30 /開演 15:00
【料金】前売り4000円/当日 4500円/中高校生 2500円 小学生以下無料(要予約)
              定員:80名 自由席 
【会場】 渡辺淳一文学館 
            北海道札幌市中央区南12条西6丁目414
【ご予約・お問い合わせ】こちらをクリック
            

2018/07/18

✥今年もグルジー来日✥

今年も私のグルジー、北インド古典音楽ドゥルパド声楽家Pt. リトウィク・サンニャルが来日します。

今年でドゥルパドキャンプ、コンサートとしての来日、3年目になりました。
日本にいながら続けてドゥルパドを学べる環境をシェアできたらいいのにな、という漠然とした思いは、私の尊敬する姉弟子shreeさんのさらに強い思いで本当に実現しました。


私にとっては毎年インドに行くことも、こうして学び続けることもごくごく当たり前のこと。でも客観的に考えれば、簡単なことじゃない。

特に私やグルジーが暮らすヴァラナシという町は、衛生環境的にも厳しいところ。
常にどんなときも、体調や喉のことを考えている。
これを飲んだら、、あれを食べたら、、 こんな格好をしたら、、 
せっかくぎりぎり保っていたものが、簡単に崩れてしまう。
そしてそれをストレスと感じることなくいかにナチュラルに過ごせるかを、日々学んでいる。

心と体は繋がっている。
ふたつは補い合って支え合って、人はそこに立っていられる。
ヴァラナシは、とても強い場所です。
いつも試されている。いつも何かに見られている。
お前はどう生きるのか。お前は何を語るのか。お前は何を思うのか。
選択したそのすぐ後に、答えが返ってくる。
それはとても幸福なことで、同時にやっぱり辛い。 

そんな場所だから、全然簡単ではないから。
あの音楽を少しでも知ってもらうために、現地へ行かずとも日本でドゥルパドを紹介できることは本当に嬉しいことなのです◉

たくさんの方に、体験してほしいです。
詳細は「Sacred Voice」特設ページにてご確認くださいね。


ヴァラナシで暮らすようになって十数年。
どんな場所でも自分が自分で居られるようになったのは、この町のおかげ。
日本に帰りたいのと同じように、いつでもインドに帰りたい。
少しでもbetterな人間になりたい。できればもう、戻って来なくてもいいように。

どこにいても私は、毎日ガンガーを想っています。



2018/01/17

今年もいってきます𓅯𓅯𓅯

ずいぶん久しぶりに更新。

今年は3ヶ月ほど、また印度行脚の時期がきました。

イスラエルから戻って今日まであっという間。
日本が楽しくなってきた頃に、出発です。

それがいいのです。
どちらの時間も大切。
時間を大切に。一年を通してのそれぞれの国での貴重な時間の使い方を、
少しずつ学んでいます。日本、印度、イスラエル。
今年はさらに、上手に時間とエネルギーを回せるようにしたい。
2018年の目標です。


さて、年末冬至はIndia Nightでした。
大好きなわたくし企画のイベント、たくさんの方にお越しいただきました。


ほんとに楽しかった。大好きなvillageはいつも心地よく、たっちゃんの存在の大きさをいつになく想いました。
みなさまにただただありがとう。
つい引き籠りがちな私を外に連れ出してくれる、素晴らしい仲間たち。
人と向き合うこと、ちゃんと語り合うこと、吸い込まれそうだけどちゃんと、見つめること。
つい逃げてしまいがちだけど、少し上手になりました。



帰国後も開催します。
ぜひぜひ、来てくださいね。絶対絶対楽しい夜を、プレゼントしますからね。

そして15日は百万遍。
極寒の中、たくさんの方にkiranaを見ていただき、たくさん旅立ちました。

みなさんが悩んでいるお顔が好きです。
必ず行き着くところに旅立ってくれるから、いつも安心して見つめています。







次回の出店はおそらく4月か5月の予定です。
新しい布で作るカバン、楽しみです。
ぜひお越しくださいませ。

では、明日から第二のふるさと印度へ、行ってまいりますね。
ゴア→グジャラート→ヴァラナシと移動します。
ヴァラナシには2月上旬、ドゥルパドメーラーまでには到着します。
印度いくよ!と言う方は連絡くださいね。
いつでも待ってます◎




2017/05/25

✡6月17日今年もODCで歌います✡



みなさま、お誕生日のメッセージ、ほんとにほんとにありがとうございます。
お一人お一人に返信ができないけれど、、、( ; ; )
たっぷりお気持ちいただきました。

とても幸せです。
いつも今が一番だと思っているけれど、今もやっぱり今が一番。

生きてきて、今が一番幸せかもしれない。「人」として、「女」として。
きっとまた明日も。

出会いはタイミング。
ほんとにそう思うのです。

あなたのことも彼女も彼も、心から愛しているのだけれど、
ほんの少しのすれ違い。
ほんの少しの言葉の過ち。
出会うとき。

そういうもので、あっというまに形を変えてしまう。
それに傷つく人をたくさん見ます。


私はだからこそ、今あるものの愛おしさを想います。
愛おしてくて微笑ましくて、愛されることの喜びが沁みるのです。

すべての人にドラマがあって、すべての人が一生懸命に生きていて、
自分はとても小さな人間だと思わされる。

そんな小さな人間を、頼りにしてくれる人たちがいること。
これほどまでに、勇気の湧くことはない。

私はあまり、大きな輪を作れる人間ではないけれど、代わりに地道に地味にどんどん深く、核に向かって掘り下げていくことを学びました。そしてやっぱり、私にはそれが向いているのです。

その深みこそが、他の誰かと共有して味わえる喜びになるのです。
歌とも仲間とも、噛めば噛むほど味がする!

そんな人生になると、いいな〜!!!



ということで、ここからはお知らせでごめんなさい。
今年も村上幸子嬢率いる「インドまるごと総合学校ODC」にて、
ドゥルパドライブを開催することになりました✡✡

あの素敵な会場で、今年もしんみり。
大人の夜になるといいな。

お相手は去年に続き、素晴らしいタブラ奏者グレン・ニービスさん。
頼もしい彼との演奏、楽しみです。

夕食は、私の大好きな陽子お姉さまの、
NIMAmasalaのカレーを楽しんでいただきます。

是非是非、お越しくださいませ。


*********************


日時:6月17日(土
開場 18:00(食事) 開演 19:00
場所:ODC インドまるごと総合学校
    大阪府高槻市北昭和台14-21 
予約:dhrupad@live.jp
料金: 3000円 (要予約、NIMAmasala食事代込)

<出演>
すずきなお(ドゥルパド声楽)

’06年北インド最古の古典音楽ドゥルパド声楽家Pt. Ritwik Sanyalの歌に感銘を受け、’08年より師事。'16年、ドゥルパド界最大級の音楽祭「ドゥルパド・メーラー(インド・ベナレス)」に日本人声楽家として初の出演を果たす。
現在もドゥルパドを軸としインドと日本を往復している。
http://n-dhrupad.blogspot.in/

グレン・ニービス(タブラ伴奏)
’98年にタブラを学び始める。
デリー派のUstd. アンソニー・ダス、ベナラス派のPt.イーシュワルラール・ミシュラ、Pt.ラチュー・マハラジ等の巨匠に師事。また、Sriウマカンタ・ダシュをはじめ、多数のタブラ奏者の元でも学ぶ。グレンの演奏は、ラヤ(リズム)の良さ、クリアな音、表現力あふれるバヤの音色に定評がある。

◆ドゥルパドとは◆
北インドに残る最古の古典音楽スタイル。ヴェーダの詠唱に始まり宮廷音楽として発展したインドに数千年伝わる音楽。瞑想的で時を忘れる穏やかな独唱、息を飲むようなスリリングな合奏。終始即興で繰り広げられる、奥深く煌びやかな歴史的音楽世界。

2017/05/09

ただいま。明日から東の方へ行きます。



インドから帰りました。
無事、帰りました。

充実していた、本当に。
以前は半年居ても足りないと思っていたけれど、久しぶりに過ごす1年の半分は、少々長く感じました。
精神的にも肉体的にもとにかく、変化を感じます。

あの大地はなぜか人を、 真面目にさせるのです。
「修行」がしたくなるところ。
ただ生真面目で完璧主義で頑なな人間を造るのではなく、当たり前に、自分を律することの喜びを教えてくれます。柔軟敏感で、自由な人間。

いろんな国を歩いたけれど、こんな国が他にあるだろか。
ないよな。。。

by a beautiful friend of mine, SUKI from Israel.


このインドの感覚は、あの土地にいないと簡単に褪せてしまう。
何年いようとどれだけ過ごそうと、離れてしまったら薄れてしまう。

良い悪いではなくて人間はそれだけ、順応力が高いのだと思う。

そんなものです。

そしてインド古典音楽というのは、あのインドの大地ととても密接に繋がっています。
インドの香りは、あっという間に褪せてしまう。あの土地を知らずして、真の表現はできない。本当にそう思う。 

それでも多くの外国人が時にインド国外で、インド人よりも感動する音を奏でることができたり、美しいと人を魅了することができたりするのは、 それだけこの音楽のシステムや哲学が、何千年もかけて洗練され研究されつくしたからだと思う。

そしてやっぱり口伝に勝るものはない。
立体的で感情的なのに、本質的には空っぽを好む。

音楽のためには、もっとインドに居たい。
ずっと居たいと思う。ずっとずっとずっと居たい。
ずっと師匠のもとで修行したい。

でもあちらの暮らしは、なかなか簡単ではありません。
ヴァラナシということが、大きいと思います。
食事も、気候も、人間も。
衛生的なことを考えるとインドに慣れた私でも、萎えてしまう。

病気になるのは仕方ない。
小さなことならいいけれど、気づいたらあっという間に衰弱して魂を引っこ抜かれるような危険なものがすぐ隣にあるのは、怖い。
自分のことはいいけれど、近くにいてくれる人の身にも同じように降りかかると思うと、あぁ、恐ろしい。

でもそんなことも含めて、インドなのですよね。どうしようもない。
恐怖の根源にただ、想いが行き着くだけのことです。

日本に育てられインドに育てられ、もうどちらも私の国ですから。
日本もいいけれど、インドもいいのです。
まだまだ頑張ります。役目が落ち着くまで、頑張ります。


さて!
明日からパカーワジ奏者カネコテツヤさんと名古屋、東京、横浜と3カ所、帰国後最初のライブです✡

まだインドの匂いがしててほしい、、、 
貴重な時間を、シェアしてほしいなと思います。
詳細はこちら。

5月10日(水)名古屋市 ヨガの杜 19:30start  with カネコテツヤ(パカーワジ)
5月12日(金)東京日本橋 Creative Hub 131   19:00start with カネコテツヤ
5月13日(土)横浜 Delhi Dining 20:00start(開演までお食事)with カネコテツヤ





2017/04/10

酷暑始まり、ヴァラナシ。

日中の気温が40度をさらりと越える日々になりました。
太陽が力強い。インド人みたい。。。

コツコツと、日々をこなしています。
いろんなことがありました。

一年の半分。
濃厚なヴァラナシの日常。

一度では書ききれない。
成長と苦悩と喜びが、同じようにやってきては消えてゆき、またやってくるのをちゃんと知っていて、拒むわけでも待つわけでもなく、居れる時はちゃんと一緒にいます。


燃えるような午後のヴァラナシ。
辛いのは最初だけ。慣れると意外にも普通に生活出来る。
朝のうちにお買い物を済ませ、後は家でじっと過ごす。

レッスンにもいつも通り行き、グルマーのおつかいをこなしたり、残りの日々がドタバタ忙しくならないように、少しずつ帰国前の仕事をこなしたり。

そういえば太極拳、始めました。
幼い頃から本格的な少林拳を学んだのち太極拳に出会った、スーパーウーマンラモさん。彼女はヴァラナシ家族の一人ですが、そのオーラは強烈。
二人の子供をヴァラナシで育てながら、ここで太極拳と少林拳のシェアをしてくれています。ドゥルパドのためにずーっと習いたかったのですけれど、まさかヴァラナシでとは。
人生って、やっぱりすごい。そして直感から想像していた通り、ドゥルパドとの共通点ばかり。相互に助け合うこの感覚は、本当に貴重で感動ばかり。
なかなかの勢いで私、コミットしているところ。


夜には大きな音楽祭が待っていて、みんな一斉に外に出はじめます。
そんなわけで心はまだまだヴァラナシモード。
最後まで大好きなヴァラナシの仲間たちと、いっぱい楽しみます❤︎
Girija Devi ji最高でした、、、

今回の滞在。
日本に帰ったらまたゆっくり、振り返りたいと思います。

さて、帰国まで3週間ほどになり、少しずつ帰国後の予定が決まってきました。
今年の日本も本当に楽しみです。
できることを確実に、大きな無理はないように。
でも少しずつしっかり前に進めるように、生きたいな。

帰国後のライブの予定、簡単に書いておきます。
詳細はLIVEのページにて。6月分は随時更新します✡
===================
5月10日(水)名古屋市 ヨガの杜 19:30start  with カネコテツヤ(パカーワジ)
5月12日(金)東京日本橋 Creative Hub 131   19:00start with カネコテツヤ
5月13日(土)横浜 Delhi Dining 20:00start(開演までお食事)with カネコテツヤ
6月11日(日)滋賀 詳細後日 with 中川大夢(パカーワジ)
⭐︎大夢はカネコテツヤ氏の愛弟子、関西における期待のホープと初めて共演します⭐︎
6月17日(土)@ODC in 高槻 詳細後日 with グレン・ニービス(タブラ)
⭐︎こちらはタブラのグレン・ニービス氏と村上幸子嬢のodcにて。ドゥルパドのムードをタブラでも魅せてくれる、信頼のおけるミュージシャンと。去年に引き続き再演、楽しみです⭐︎
===================

2016/12/11

ヴァラナシで元気にしています。

とても元気にやっています。

気づいたら5月から、何も書いていなかったと言うことをお顔も知らないある方からご指摘いただくという二重の驚き!!

11月16日にヴァラナシに到着。
まだひと月も経っていないのに、ほんとにいろんなことがありました。

一つ一つちゃんと解決したり、あるいはただ流れてゆく様を一歩下がったところから見つめたり、とにかくとても穏やかに、過ごしています。



今年も間違いなく、学びの多いシーズンになりそうです。


さて、インドルピーショック。思っていた以上に深刻です!
とっても困っています。でも国民は多くの人がこのムーブメントを吉とし、モディさんを応援しまっくっているのでなんかもう、何も言えない。。。。 
そして政治好きのインド人の話は、長い。

具体的に言うと、ATMからの引き出しは一回にRs2000。これはまだしばらく続きそうだし、空港の両替も50ドルくらいまで。家賃やグルダクシナ、大きめの現金が必要な私たち外国人にはなかなか厳しい状況です。


外貨からは両替できます。ただレートがびっくりするくらいに悪いのでどうしても渋ってしまう。ATMの手数料は馬鹿にならないし、なんて言ってると気付いた時には財布の中身がRs50。ATMに行ってもなかなかの列、あるいは午前でキャッシュ切れ。あとはやたらくっついて並びたがるインド人に、辟易、、、、 

まあなんだかそんな、厳しい状況ですけれど、
なぜか問題なく元気に毎日、過ごしています。
なんとなくそこがやっぱり、インド。


それよりも気になるのは「大気汚染」。
今まで感じたことのないどんよりとした、明らかにいろんなものが混ざっているのがわかるいや〜な空気、ひたすら吸っています。。。


声を使う人間には、どんどんタフになってゆくインド。
とても辛い。。。

いよいよここから、さらに経済的にも成長し地球を汚してゆく、危険な大国になりそうです。

大変革期。
今年のこの大きな流れの中で、ここにいる外国人の私たちは、恐ろしかったり楽しかったり嬉しかったり悲しかったりしながらも、その変化にちゃんと気づき、それを黙って遠くから見つめて、ただひたすらに自分がやるべきことをこなし、日々を過ごしています。


孤独を温めていた数年前の自分も好きだけど、
仲間に癒される自分も好き。
本当に、救われています。
そしてやっぱり、内に向く独りの時を、さらに大切にしようと思っています。



そしてそんな中で私は!どんどん英語力を上げていっております。
今シーズンは、分厚い文法書に朝、必ず目を通すことを日課にしています。

書くわけでもなくただ流し読み。
でもこれが面白い。どんどん入ってくる。
「あぁ、そこ謎に適当に使ってたけどそういうことねw!」とか、「それもう20年近く放置してたわ〜、、」とか。挙げるとキリがない。
そして私以外のすべてがその実践対象になってくれて、とても心強い。まだまだやれる。こんなにも出不精の、私の世界はどこまでも広い。


さて、すっかり寒くなりましたヴァラナシ。
早朝のお部屋も16度くらい。



インドのお家は部屋の中が涼しくあるようにできているので、冬家の中は日本より寒いのです。あぁ、とても辛い。。。

今日グルジーが冬休みで外出するので、私もしばしお出かけします。
まずは、先日行われたタブラのコンペティションで井戸ちゃんがヴァラナシエリアで見事優勝しましたもので、ラクノウで開催される決勝大会に遊びに。

そこからグジャラートへ布の旅。
今年も楽しみで仕方ない!!今年のチョイスはさらに良くなると思いますよ❤︎
待っててね。 


では、またいっぱい書きます。
ちゃんと書きます。 

12月8日 
なお ヴァラナシより愛を込めて