2013/01/04

Baiju Bawra

今日はスールタール(10拍子)の長いバンディシュ(パカーワジとの協奏曲)を教えてもらった。

4番まである曲を、メロディと合わせて一語一句間違えることなくその場で暗記していく作業は、歌うというよりは瞑想に近い。雑念なく、ひたすら音と語とグルジーに向き合う。
世界にそれしかないみたい。

とても不思議な感覚だし、正直快感…。


今日の歌は、Baiju Bawraという16世紀(1542–1613)に生きた伝説的な歌手のもの。
長い年月をかけ、いまだに私が属するダーガル流派に残っているとても貴重な一曲。
美しく並んだ音が、流れるように神様を表現する。
イメージが浮かぶ。強いシヴァ、瞑想するシヴァ、優しく流れるガンガー。


Baijuの映画もあるよ。歴史とはかなり違う設定だけど、すごーく面白くてどの歌もほんとに素晴らしい。
俳優はもちろん違うけど、歌を歌ってるのはAmir KhanとDV Paluskar。すごいね~。
今静止で映ってるのはタンセンで、バイジュはもう一人の若い方です。


もう一度おさらいしてから今日はおやすみします。
また明日ね、ばいばい。

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