2018/07/18

✥今年もグルジー来日✥

今年も私のグルジー、北インド古典音楽ドゥルパド声楽家Pt. リトウィク・サンニャルが来日します。

今年でドゥルパドキャンプ、コンサートとしての来日、3年目になりました。
日本にいながら続けてドゥルパドを学べる環境をシェアできたらいいのにな、という漠然とした思いは、私の尊敬する姉弟子shreeさんのさらに強い思いで本当に実現しました。


私にとっては毎年インドに行くことも、こうして学び続けることもごくごく当たり前のこと。でも客観的に考えれば、簡単なことじゃない。

特に私やグルジーが暮らすヴァラナシという町は、衛生環境的にも厳しいところ。
常にどんなときも、体調や喉のことを考えている。
これを飲んだら、、あれを食べたら、、 こんな格好をしたら、、 
せっかくぎりぎり保っていたものが、簡単に崩れてしまう。
そしてそれをストレスと感じることなくいかにナチュラルに過ごせるかを、日々学んでいる。

心と体は繋がっている。
ふたつは補い合って支え合って、人はそこに立っていられる。
ヴァラナシは、とても強い場所です。
いつも試されている。いつも何かに見られている。
お前はどう生きるのか。お前は何を語るのか。お前は何を思うのか。
選択したそのすぐ後に、答えが返ってくる。
それはとても幸福なことで、同時にやっぱり辛い。 

そんな場所だから、全然簡単ではないから。
あの音楽を少しでも知ってもらうために、現地へ行かずとも日本でドゥルパドを紹介できることは本当に嬉しいことなのです◉

たくさんの方に、体験してほしいです。
詳細は「Sacred Voice」特設ページにてご確認くださいね。


ヴァラナシで暮らすようになって十数年。
どんな場所でも自分が自分で居られるようになったのは、この町のおかげ。
日本に帰りたいのと同じように、いつでもインドに帰りたい。
少しでもbetterな人間になりたい。できればもう、戻って来なくてもいいように。

どこにいても私は、毎日ガンガーを想っています。